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伏線・謎考察ONE PIECE

【ONE PIECE】古代兵器プルトン・ポセイドン・ウラヌスの全貌と最終戦争への伏線

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古代兵器とは何か?――「兵器」という名称の欺瞞

ONE PIECEの世界に存在する3つの古代兵器、プルトン・ポセイドン・ウラヌス。ローマ神話の冥界の王・海の王・天空の王から名前を取ったこの3つは、「一発放てば島を消し飛ばす」ほどの破壊力を持つとされている。アラバスタ編で初めてその存在が示唆されて以来、物語の根幹に関わる最大級の謎であり続けてきた。

しかし、本当に「兵器」なのだろうか?ポセイドンの正体は海王類と会話できる人魚姫・しらほし(第649話)。生身の人間が「兵器」と呼ばれている時点で、「古代兵器」という名称自体が世界政府による意図的なレッテルではないかという疑問が浮かぶ。

「世界を滅ぼせる力を"兵器"と呼ぶのなら……確かにあの人魚姫は……"兵器"に値する」(ニコ・ロビン)

ロビンのこの台詞には皮肉が込められている。世界政府にとって都合の悪い力を「兵器」と呼んで危険視する。だが本来の目的は「破壊」ではなく「解放」だったのかもしれない。ジョイボーイが古代兵器を使おうとした目的が「世界の地形を変えて全ての人を自由にする」ことだったとすれば、世界政府が恐れるのも当然だ。

3つの古代兵器はローマ神話の三大神(冥界・海・天空)に由来する

ポセイドンの正体が人間(しらほし)である事実は、「兵器」という名称の欺瞞を示唆する

本来の目的は「破壊」ではなく「世界の解放」だった可能性がある

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プルトン――ワノ国の地下に眠る「造船史上最悪の戦艦」

プルトンは古代兵器の中で最も早く言及された兵器だ。アラバスタのポーネグリフにその所在が記されており(第203話)、クロコダイルはこの兵器を手に入れるためにアラバスタ王国を乗っ取ろうとした。ウォーターセブンでは、プルトンの「設計図」が代々の船大工に受け継がれてきたことが判明する。

フランキーが持っていたプルトンの設計図。これは「プルトンに対抗できる兵器を作るための保険」として保管されていた。エニエス・ロビー編でフランキーがこの設計図を燃やしたのは、「ロビンを守れる仲間がいるなら、兵器の保険は不要だ」という判断だった。

そしてワノ国編で衝撃の事実が明かされる。プルトンはワノ国の地下に眠っている。ロビンがワノ国のポーネグリフを解読して得たこの情報は、光月おでんの「ワノ国を開国せよ」という遺言に新たな意味を与えた。

「ワノ国を開国せよ」(光月おでん)

おでんが命を懸けて訴えた「開国」は、鎖国を解くという政治的な意味だけではなかった。ワノ国を囲む巨大な壁を取り払うことで、地下に封印されたプルトンを解放する。それがおでんの真意だったとすれば、ワノ国の壁は文字通り「プルトンの封印」として機能していたことになる。

プルトンが具体的にどんな兵器なのかはまだ全容が明かされていないが、「一発で島を消し飛ばす戦艦」という説明から、レッドラインを破壊できるほどの火力を持つ可能性がある。

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ポセイドン――しらほし姫と海王類の力

ポセイドンの正体は、海王類と意思疎通できる人魚姫。数百年に一度生まれるとされるこの能力者は、現代ではリュウグウ王国の王女しらほし姫がその力を受け継いでいる(第649話)。ジョイボーイが800年前に約束を交わした相手も、当時のポセイドンだった。

海王類は海中に棲む超巨大生物であり、その戦闘力は凄まじい。カームベルトに生息する海王類だけで海軍の大戦力を壊滅させられるほどだ。しらほしがこの海王類の大群を自在に操れるとしたら、それは確かに「兵器」と呼ぶにふさわしい力だ。

しかしポセイドンの真の役割は「戦争」ではなく「輸送」ではないか。ノアの方舟を海王類に引かせて、魚人島の住民を地上に運ぶ。これがジョイボーイの計画だったとすれば、ポセイドンは「兵器」ではなく「救済の力」だ。

「ノアはまだ使う時ではない。あの約束の日まで」(海王類たち)

魚人島編でルフィがノアを破壊しかけた時、海王類たちがノアを修復しに来た。彼らは「約束の日」を待っていると語った。つまり800年前のジョイボーイの計画はまだ生きているのだ。しらほしがポセイドンとして覚醒し、ルフィがニカとして覚醒した今、「約束の日」は間近に迫っている。

ポセイドンの本質は「海の支配者」ではなく「海の仲介者」。海王類と人間を繋ぎ、ジョイボーイの約束を実現するための鍵がしらほし姫だ。

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ウラヌス――最後にして最大の謎

プルトンは「戦艦」、ポセイドンは「人魚姫」。ではウラヌスは何か? これはONE PIECEにおいて最も情報が少なく、最も議論が白熱している謎だ。ウラヌスの名はローマ神話の天空神に由来しており、「天」に関係する能力であることはほぼ確実だろう。

最も有力な仮説は、ルルシア王国を消滅させた「光の柱」がウラヌスだという説だ。イム様の指示で天空から降り注いだ圧倒的な破壊エネルギー。島一つを跡形もなく消し去ったあの攻撃の正体がウラヌスだとすれば、現在イム様(世界政府)がウラヌスを保有していることになる。

「ルルシア王国は……最初からなかった」(世界政府)

一つの国を「存在しなかったこと」にできる力。これは800年前のゴッドバレーが地図から消された経緯とも一致する。世界政府が800年間支配を維持できた裏には、ウラヌスという「最終兵器」の存在があったのかもしれない。

もう一つの有力説は、モンキー・D・ドラゴンの能力がウラヌスに関係しているという説だ。ローグタウンでルフィの処刑を阻止した突風、革命軍の移動手段としての風の操作。ドラゴンと「天候」の関連は複数の場面で示唆されている。ただしドラゴンの能力は未だ明かされておらず、現時点では推測の域を出ない。

ウラヌスは天空に関係する古代兵器と推測される

ルルシア王国を消した「光の柱」がウラヌスの可能性が高い

ドラゴンの能力との関連説もあるが、確定情報は少ない

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3つの古代兵器が揃う時――最終戦争と「世界のリセット」

最終章で3つの古代兵器が全て揃った時、何が起きるのか。最も有力なシナリオは「レッドラインの破壊」だ。世界を縦に分断する巨大な大陸「レッドライン」。これがなくなれば、東西南北の4つの海が合流し、グランドラインも消滅する。

この「世界のリセット」は、麦わらの一味全員の夢の実現に直結する。サンジの夢「オールブルー」は4つの海が合流すれば自動的に誕生する。ナミが描く「世界地図」は地形が変われば唯一無二の記録になる。ブルックとラブーンの再会は、リバースマウンテン(レッドラインの一部)が消滅すれば容易になる。

「世界を……ひっくり返す」

ルフィがロジャーやエースと同じ「あの言葉」を語ったとされる場面の核心も、ここに収束するのだろう。プルトンでレッドラインを破壊し、ポセイドンで魚人島の住民をノアで地上に運び、ウラヌスで……何をするかはまだわからない。だが3つが揃うことで「世界をひとつなぎにする」ことが可能になる。

古代兵器は「世界を滅ぼす力」ではなく「世界を作り変える力」。ジョイボーイの計画の核心は、分断された世界を一つに繋ぎ、全ての種族が太陽の下で共存する世界の実現だ。

そしてこの「世界のリセット」こそが、ラフテルでロジャーが見つけた「ワンピース」の正体ではないか。世界をひとつなぎにする計画書。ロジャーはそれを見て笑い、「早すぎた」と言った。しらほしが生まれ、ニカが覚醒した今、ようやくその計画を実行できる時代が来た。

古代兵器をめぐる最終戦争は、「世界政府(現状維持)vs ルフィ陣営(世界の変革)」という800年越しの決着になるだろう。プルトン・ポセイドン・ウラヌスの3つが物語のどこでどう合流するのか。最終章の最大の見どころだ。

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マンガ考察ラボ編集部

マンガ歴20年以上の考察チーム

週刊少年ジャンプ・マガジン・サンデーを中心に、20作品以上の漫画考察を毎日更新。作品の伏線・キャラクター分析・ストーリー予想を独自の視点で解説しています。

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